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第30回日本高齢者大会報告・東京実行委員会結成報告
日本高齢者大会in和歌山に東京から200人
実行委員長:石川 徹 東京民医連会長

 第29回日本高齢者大会㏌和歌山が9月15日、16日和歌山市内で開かれ、来年の第30回日本高齢者大会へのバトンを、東京がしっかりと受け継ぎました。今回の第29回日本高齢者大会㏌和歌山は、稀代の悪法への「戦争法案」を巡って、国会で緊迫した情勢の中での大会となり、参加者も携帯電話やイン􀇿ネットなどで、国会情勢を気にしながらの参加となりました。大会参加者も国会行動に参加された方もご苦労さんでした。

 今回の、第29回日本高齢者大会㏌和歌山には、来年の「東京での開催」を受けて、23区、三多摩が一つになって取り組み、全体で200名近い参加者になりました。

 第1日目(9月15日)の分科会、学習講座、移動分科会、分科会後の夜の企画のあとの夕食懇親会は団体行動で参加した133人が一同に会し、各団体・地域の状況やこれからの課題などの話で、有意義な交流ができました。第2日目(9月16日)の全体会では、今年の開催県「和歌山」から来年の開催地「東京」に『日本高齢者大会』の旗が贈られ、東京からの参加者が登壇し、金子民夫実行委員長代理がしっかりと受け取り「安倍政治を許さない運動を広げて来年東京で会いましょう」と力強くあいさつと決意が語られ、第30回日本高齢者大会の成功を参加者の拍手で確認しました。

現場からの充実した討論で高齢者大会の成功へ


▲壇上の東京高齢期運動連絡会の参加者たち


▲金子民夫実行委員長代理の決意表明

第30回日本高齢者大会・東京実行委員会を結成しました。

 第30回日本高齢者大会in東京・東京実行委員会の結成総会が9月10日、都内の団体・地域から67人の参加で開かれ、来年8月28日~29日の日本高齢者大会を現地で支える東京実行委員会の結成を確認。実行委員長に東京民医連の石川 徹会長を選任しました。結成総会では、現場を踏まえた発言が続き、第30回高齢者大会の成功にむけた意思統一がされました。福祉保育労の国米さんは、介護現場の深刻な状況を、職場の仲間が団結して結成した組合の結成通知書を読み上げることで紹介。都生協連医療部会の吉岡さんは、憲法をめぐる状況はもはや引き返せない瀬戸際に来ていると指摘。この状況を打ち破る実践的な行動を提起する大会にしたいと発言。三多摩健康友の会の大橋さんは、地域の中で高齢者が置かれている状況を具体的に考え、地域での活動、政策が議論できる大会にしたいと発言。西東京の岡本さんは、直面している問題に対して、運動の方向をしっかりと打ち出す明確な基調提案の必要性を強調しました。シニア合唱団の中澤さんからは、27回も続いている北区の高齢者大会や、東京のつどいでのコーラス、来年の日本高齢者大会には500人の合唱団を組織したいと決意が語られました。三多摩労連の菅原さんは、地域実行委員会の組織、5000人の会場を埋めるには決意が必要と、高齢期問題と青年の現状を結びつけて取り組むことの重要性、若者との連携の大切さを強調しました。足立の森さんからは、篠崎さんの「ひとりぼっちをなくそう。自分の家を開放してでも」との呼びかけに応えて、「森さんち・いきいきサロン」の取り組みが紹介されました。世田谷からは2人が続いて発言。「連合系を含む広範な結集による運動を展開できた。年金引き下げ違憲訴訟でも幅の広い運動をつくろうとしている」と述べました。続いて、「世田谷には『高齢期運動連絡会』と『高齢者のつどい実行委員会』の二つの組織があり、一本化しようという相談が進んでいる」との報告がありました。年金者組合の田中さん。杉並の近藤さんからも発言がありました。

東京実行委員会の体制
委員長
石川  徹(東京民医連会長)
事務局長
菅谷 正見(東京高連事務局長)

<問い合わせ先>

東京高齢期運動連絡会 電話:03-5956-8781